Dragon Cliff
2018/05/13追記:上記はEA時のレビューであり、パブリックverになり一部システムが変更になっています。予めご了承ください。
2018/07/21追記:日本語化を進めています。現在の予定では7月中に翻訳を終了させる予定となっています。翻訳の進捗はTwitterで行っています。
Steamのタグにはストラテジーとアドベンチャーが記載されていますが、Adventurer Managerと同じようなジャンルかな。開発による「RPG、タウンマネジメント」も現状(Early Access)では微妙に違うと思います。もちろん、これは今後そのようになるかもしれません。
さて、ストーリーはある反乱の数年後、ドラゴンコートの皇太子が奇しくも誘拐されました。プレイヤーは冒険者を募集し、モンスターを討伐し、宝を奪い、装備を作り、住民たちに生活の場所を与え、最終的にドラゴン・エンペラーの背後にある重大な秘密を明らかにしてください。
街には最初レジデント(一番大きな建物)と鎧製作所、武器製作所の3つの建物しかありません。クエストをこなすことにより宿屋、お店、訓練所(大学)、鍛冶屋が追加されます。なお建設場所は好きなところを選択できます(現在では特に意味はありません。今後のアップデートで街が拡大され、個性を持たせることができるようになれば意味が出てくるでしょう)。
レジデントはお金を出すことで収容人数を増やすことができるようになります。応募者はそれぞれ特徴を持っており、居住させることで生産速度、生産&ドロップ品のレアリティ度アップ、宝箱のレアリティ度アップ、取得経験値のアップが見込めます。
製作所はレシピをダンジョン(洞窟というわけではなく探索場所という意味で使用)で拾うことで様々な装備を作製することができます。レアリティもランダムで決定されますがほぼノーマルでごくまれにレアリティの高いものができる程度だと思ってください。材料はダンジョンで手に入るOre(鉱石)とHide(皮)のみで比較的大量に入手できますのでどんどん作製していくほうがいいでしょう。なぜならお金の入手先がほぼこの売却に限られるから(その他はクエスト報酬)。レアリティにより自動売却も可能なため「レア以上は売却」にしておけばOK。
宿屋は最初の頃にすぐに建設が可能な場所です。ここにやってくる冒険者を雇うことが可能(当然費用がかかります)。ノーマルからエーシェント(超稀)までやってきて何日間か滞在します。その間に雇っておけば冒険者リストに登録されいつでも使用可能です。
お店は武器と装備以外のアイテムを販売してくれる場所です。指輪や回復薬を購入することが可能で主に薬を買うために利用することになると思います(指輪はダンジョンで稀に入手可能です。購入金額は結構高いので財布と相談して購入しましょう)。回復薬は冒険前にセットすることでそのステージ内の戦闘開始前に回復度分ほどHPを癒してくれます。自由に使えるわけではないので注意が必要ですが、あるとないとでは難易度が変わってきますのでどんどん使うほうがいいと思います(なくても大丈夫だと思えば節約も必要)。
訓練所(大学)はスキルのレベルアップができる場所となります。もちろんお金が必要です。また一部のスキルは訓練所Lv2が必要ですが、これはクエストをクリアすることで簡単に上げることが可能です(10回スキルのレベルアップをするクエストがあり、確かその報酬がLv2だったと思います)。スキルのレベルアップをしていかないとダンジョンクリアがかなり難しくなると思います。
最後に鍛冶屋ですが、武器と鎧をワンランク上のレアリティに上げてくれる場所です。同じ種類、同じレアリティの装備を3つ用意してセットし「Combine」すればOK。本来はお金がかかるのかもしれませんが、現在は必要ないみたいです。Lv1でレジェンダリーまで、Lv2でエーシェントまでアップグレード可能です(Lv2への上げ方が現在不明。恐らく先のクエスト報酬だと思います)。
レアリティについてはノーマル、レア(青)、エピック(紫)、レジェンダリー(橙)、エーシェント(赤)となります。アイテム全般、居住者、冒険者全てにレアリティが存在します。
クエストを受けたらダンジョンへ向かうことになります。BattleからAdventureウィンドウを開き行きたい場所とLvを選択します(上SSの左ペインで行きたいところをクリック、Start Adventureの上にあるペインでLvを選択)。Edit Teamで連れていく冒険者を選択できます。前衛・後衛の概念があるのかないのか不明ですが、一応物理職を前になるようにセットしましょう。順番が少し分かりにくいですが、2番目が前衛、1と3が中衛、4と5が後衛に配置されます(今後変更があるかもしれませんので注意してください)。
Consumableが回復薬をセットできる場所です。HighestとLowestは複数の回復薬を所持しており、より効果の高い(High)ほうか使うか低い(Low)ほうから使うかを設定するものです。「×」をクリックすれば解除することも可能。全ての設定がすんだら「Start Adventure」でダンジョンに向かいます。
ダンジョンは(現在のところ)3~9ウェーブで構成されています。3ウェーブ毎にボス属性のあるウェーブがあります(一部例外を除く)。戦闘中できることはスキルを発動することだけです(上SSでいうとキャラウィンドウの右上のアイコン)。スキルは左上にある「Rage」ゲージが溜まっていなければならずパーティー共通となります。スキルがアクティブな状態になっていれば「いつでも使用可能」です。どんどん使っていけばいいというものではなく適材適所考えながら使わないと勝てる敵にも勝てないことがありますので注意してください。なおキャラのHPが0になってもその冒険では何もできないだけで実際に死ぬわけではありません。
途中で敗戦した場合でもそれまでに得た経験値と材料は70%程度になりますが入手することが可能です。また最奥のボスを倒すことができたら宝箱を入手することが可能です。5つの中から1つを選択することになります。中身もレアリティがあり、運が悪いとノーマルのものになります(その場合、たまに宝箱のレアリティ度アップのバフが発動します。また重複もするようです)。
この宝箱の中身にレシピや新しいスキル、装備などが含まれているため最奥ボスを倒さないと意味がないとも言えます。ただし、自分のレベルよりも極端に低い場所に行くと宝箱からはいいものは出ないようになっています(つまりノーマルの物が大半。その場合は恐らくバフは発動しないと思います)。クエストが発生している場合、ダンジョンのウェーブ数や最奥のボスが変化することもあります。
Advで冒険者(全26種類)のレベルアップや装備変更、パッシブスキル変更など行うことが可能です。冒険者はLv3毎にカードを入手することが可能です。このカードでステータスアップをしたり各種抵抗を上げたりするようになります。また「Tactic」というカードがあり、これはダンジョンで使用できるスキルを解放するものとなります。最初から選択肢に出ますのでLv3の時に解放するほうがいいでしょう。
カードは基本ランダムとなっています。後から変更することは可能ですが費用が必要(キャラ毎に変更回数×200G必要です。変更したい場合はUpgrade Cardをクリックすると所持しているカードが出てきますので、変更したいカードの右下のアイコンをクリックします)。
画面中央にある青いアイコンの数値が経験値(Practice points)となります。キャラ毎に溜まるわけではなくチーム全体のものとして扱われます。レベルアップに必要な経験値は(Lv-1)*100+150となります(Lv21時に次のレベルアップに必要な経験値は(21-1)*100+150=2150となります)。
またキャラ個別表示(上でいうAdventure窓の真ん中)の「×」をクリックすると冒険者をクビにすることが可能です。その際は70%分の経験値が戻ってきます。ゲーム開始直後はノーマルレアリティしかいないため経験値を与えてしまうようになりますが、後から取り戻すことが可能ということになります。
装備の変更は一番右の窓から行います。左から武器、鎧、指輪、宝石、パッシブスキルとなります。宝石はソケットの開いている装備に付加能力をつけるものとなります。ソケットと同じ色の宝石しか装備することができません。また超レアアイテムでソケットを増やしてくれるアイテムもあります。恐らく一度嵌めると解除できませんが、レベルの低いものはどんどん使ってもいいかもしれません。
パッシブは複数あるものの中から1つだけ選択可能です。どれがいいかはまだ分かりません。Rebirthというパッシブもあり、戦闘中HPが0になった場合25%(Lv1時)のHPを持って復活するものもあります(スキルのレベルアップで回復率は上がります)。ただHP0はほぼボス戦もしくは上位Lvダンジョンに行ったときぐらいしかならず、その場合25%のHPではすぐに死ぬ場合がありますので微妙かもしれません。
ゲームの遊び方を説明してきましたが、実際に15時間程度プレイした感想としてはバランスが少し悪い気がします。現在3か所の地域をアンロックしていますが、先に進むとボスの全体攻撃でHP半分や一撃死などがあり、かなりきついです。またスピードで順番が回ってきますが、ボスのスピードが異常に早い場合、こちらの攻撃1回の間に2回攻撃されて成すすべもない時もあります。
アイテムにもLvがある(Lvという表現になっていますがLv1が2になるわけではなく、あくまで強さのランク)ためレジェンダリーやエーシェントの価値が低いようにも思えます。クラフトで作製されるものはノーマルメインとなりますが、強さの幅、例えばstrength 20-60の幅の武器が作れるとしたらほぼ20~30台のものしか作製されません。レアリティが上がったとしてもそれはあまり変わらないような気がしますので、この辺りを改善しないとクラフト=お金を稼ぐだけの手段。装備の入手は基本ダンジョンということになります。それを狙っているのかもしれませんが、鍛冶屋の意味も低くなるので少し改善していほしいかも(鍛冶屋でワンランク上にするとたまにいいものができる場合もあるけど確率は低い)。
後は冒険者チームを1つしか持てないのがつまらないかな。いくつかのチームを所持出来てレベルの低い場所へ材料入手のみのための派遣したりできるといいのにと思います(この場合、オート扱いで最後の宝箱は無視でOK。派遣には数日かかるなどの制限ありでもOK)。
15時間程度でまだ★1のダンジョンしか解放されてないし、クエストもそこまでこなしているわけではないのでこれからもっと面白くなるのかもしれませんが、とりあえずの感想。
とは言え、まだEarly Accessなので今後化けるかもしれません。ただ現在はアップデートがかなり頻繁に行われているため、この部分についてはかなり好感が持てます。
最後に日本語化はフォントが画像扱いになっているので厳しいです(フォント画像の作製はともかく、FNTを探して置き換える作業が非常に大変)。追記:中国語+ローマ字という変則日本語はできるかも。
2018/02/15追記:SteamのDragon Cliff掲示板で開発に日本語フォントの追加をお願いしたところ、次回のアップデートで追加してくれるとの返事をいただきました。テキストはありますので追加さえしてもらえれば日本語化が可能になりますし、公式で日本語対応してくれるかもしれません。
2 thoughts on “Dragon Cliff”
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今、ココ見て買いましたよー(現在ダウンロード中)
Adventure Managerは5時間でアンインストールしちゃったけど
なんかこう言うのに期待しちゃうんだよなー
紹介ありがとう
こんにちは。
Adventure Managerよりはかなりカジュアルな感じがしますが、先に進むとキャラクターの強化を如何にしていくかで難易度が変わると思います。
楽しんでください。